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TOP » 名古屋 » 【愛知県】大切な人の大切な車を守る新しいツール「AcarN（あかん）」

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【real local名古屋では名古屋/愛知をはじめとする東海地方を盛り上げている人やプロジェクトについて積極的に取材しています。】

愛知県海部郡大治町に拠点をおく、側島製罐株式会社が新商品「AcarN（あかん）」を発表しました。本製品は、スマートキーのリレーアタックから車両を守るというもの。側島製罐株式会社、その技術力と品質で知られ、様々な缶製品を手掛けてきました。

  

 

側島製罐株式会社

1906年（明治３９年）に名古屋市で創業、かいこを作るためのブリキ缶を扱う養蚕業（ようさんぎょう）から始まり、戦中・戦後は、私達も よく見かける定番と言えるザ・銀色の四角い缶カンを作られていました。

その後、海部郡大治町に本社と工場を構え、現在は、一般缶と呼ばれる乾物や お菓子などを入れるブリキ缶やスチール缶を製造・販売されています。現在は、一般消費者向けの商品も手掛け、オンラインで購入することもできます。

宝物といえるような大事なものが増えれば世の中はもっと良くなる、そんな想いで「宝物を託される人になろう」というビジョンを掲げ、商品の開発をされています。

 

新商品の「AcarN（あかん）」とは？

愛知県は日本一の車両生産台数を誇りますが、残念ながら車両の盗難件数も令和４年で884件と全国トップになっています。

一方で同社が掲げるビジョン「宝物を託される人になろう」で社会に何ができるだろう？と考えた時に、「缶がリレーアタックを防止できる」という通説にたどりついたのだそうです。

しかし、これはあくまで通説。「実際に検証してみないと！」ということで、名古屋市工業研究所（愛知県名古屋市熱田区、運営：名古屋市）にてテストを実施。

何も遮断するものがない状態と、缶にスマートキーを入れた状態での電波測定を比較しました。その結果、日本製の”サテン材”と呼ばれる鉄の素材を利用して製造した缶に入れることで、スマートキーの微弱な電波を効果的に遮断できることが確認できました。

 

 

「AcarN（あかん）」は、スマートキーを収納することでその微弱な電波をブロックし、車を安全に保つための特別な缶です。

しかし、それだけではなく、この製品は「大切なものを大切に守る」というメッセージを込めてデザインされています。ご自身の愛車にはもちろん、新車を購入したご家族、友人への思いやりを表現するギフトにいかがでしょう。

 

「AcarN（あかん）」は、2025年1月17日（金）より、側島製罐株式会社のオンラインストア（側島心具製造所）にて販売を開始しています。