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【愛知・三重・岐阜】2つの展覧会、50の蔵開き、100の旨味体験を味わう!発酵ツーリズム東海開催

2025.03.04

東海エリアは、発酵食品の宝庫です。例えば、愛知県の“八丁味噌”や“たまり醤油”、三重県の“なれずし”、岐阜県の“熟れ鮨”など、地域独自の発酵食品がたくさんあります。全国的にみても、愛知・三重・岐阜の3県には多数の発酵食品があり、その背景には、湿潤温暖な気候と豊富な水資源が関係していると言われています。その土地の風土が発酵を育み、文化として根付き、今でも私たちの舌を愉しませてくれています。

こうした風土や歴史を肌で感じながら、発酵を味わうイベントが5月17日から2カ月間開催されます。

【愛知・三重・岐阜】2つの展覧会、50の蔵開き、100の旨味体験を味わう!発酵ツーリズム東海開催

【愛知・三重・岐阜】2つの展覧会、50の蔵開き、100の旨味体験を味わう!発酵ツーリズム東海開催

【愛知・三重・岐阜】2つの展覧会、50の蔵開き、100の旨味体験を味わう!発酵ツーリズム東海開催

 

「発酵ツーリズム」とは、「発酵」という視点から日本文化の価値を再発見するプロジェクトです。

日本各地に根付く発酵食品は、その土地の気候風土・歴史・暮らしの文化を宿した「記憶の方舟」としての価値を持っています。そんな発酵食の生まれる場所を巡ることで、これまでとは全く違う魅力を持つ観光のあり方、旅のルートを生み出します。

発酵ツーリズムでは、ものづくりの現場、田んぼや港、小さな島々の景色がそのまま旅のデスティネーションとしての価値を持ちます。新たな建物をつくるのではなく、すでに存在している 「暮らしの営みの場」に触れ、五感でその土地の文化を深く理解していくのです。

地元側が受け入れるのは、お金を使ってくれれば誰でも「ではなく」、ものづくりへのリスペクト の意識を持つ旅人にまず地域の庭を開いていく。内の人と外の人が同じ目線で、美味しいお 味噌が生まれるように、その土地に根ざした産業と共同体の未来を醸していくのが発酵ツーリ ズムの目指すあり方です。(キュレーター 小倉 ヒラク)

 

「発酵・醸造産業が集積する東海は「うまみの首都」ともいえる地域です。あまりに日常的すぎて、私たちはその価値を正しく知らないのかもしれません。

発酵の現場を訪ね、味わい、学ぶ旅を通じて、この地域の本当の魅力が見えてきます。白山から伊勢、大いなる聖地に息づくこの地ならではの発酵文化が、歴史的要請の中で確かな技術として育まれ、早くから産業として根付いてきました。蔵人と出会い、製法を知り、その土地の暮らしに触れることで、産業としての実力と、それを裏付ける文化の深みが見えてくるはずです。

この『発酵ツーリズム東海』は、2つの展覧会と50の蔵開き、100を超えるうまみ体験プログラムを通じて、産業と文化をつなぎ直す試みです。生産者、住民、そして訪れる人々が共に旅をすることで、この地域の新しい魅力を再発見し、世界が注目する“うまみの世界首都・東海”と なることを目指します。」 (発酵ツーリズム東海実行委員会 実行委員長 蒲 勇介)

 

<イベント概要>
発酵ツーリズム東海2025
会期:2025年5月17日(土)〜7月13日(日)
主催:発酵ツーリズム東海実行委員会
共催:岐阜市、半田市、東海旅客鉄道株式会社、名古屋鉄道株式会社、中部国際空港株式 会社

<メイン会場>
岐阜会場:みんなの森 ぎふメディアコスモス みんなのギャラリー(岐阜県岐阜市)
愛知会場:ミツカンミュージアム MIMホール(愛知県半田市)
三重会場:VISON(三重県多気郡多気町)

<体験会場>
東海3県各地の発酵食品・酒類の醸造蔵、飲食店、他

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※イベント詳細は順次掲載予定