越前朝倉万灯夜
一乗谷朝倉氏遺跡で行う祭り
※終了しました。
越前朝倉万灯夜の会場となる「朝倉氏遺跡」は、戦国時代に朝倉氏5代が103年間にわたって越前の国を支配した城下町跡です。京や奈良の貴族・僧侶などの文化人が下向し、北陸の小京都とも呼ばれた場所で、全国で6例目となる国の三重指定(特別史跡・特別名勝・重要文化財)となっております。
その歴史ある朝倉氏遺跡でのライトアップのイベントとして「越前朝倉万灯夜」は2004年から行われ、今年で13年目になりました。ライトアップにはカップに水を入れキャンドルを浮かべて灯りを作っています。ライトアップに使ったカップは再利用し、今年は15000個のキャンドルが並ぶ予定で、毎年増え続けています。
また、カップには子供たちや来場者の方々の夢や希望等のメッセージを書いてもらいます。灯りの中から自分の書いたカップを発見するのも来場者の方々の楽しみのひとつにもなっています。
第1回の開催年には福井豪雨にみまわれ、旧足羽地区(一乗・六条・東郷・文殊・上文殊・酒生・美山)に多数の浸水害が生じました。被害は大きく、開催が危ぶまれましたが、全国から10000人以上のボランティアスタッフの方に、復興のお手伝いをしていただいたことで水害から3ヶ月後、無事に3000個のキャンドルを灯すことができました。
現在も、福井県の旧足羽地区のみなさんが力を合わせ、万灯夜を盛り立てています。各地区毎に分かれ、150人ほどで点灯式の3時間前からカップに水やロウソクを準備しております。
例年、日中は同時開催されている「越前朝倉戦国まつり」、夜は「越前朝倉万灯夜」を家族やカップルで多くの方々に楽しんでいただいています。夏の開催ということもあり、浴衣姿の来場者も多く見受けられます。
また、ライトアップの灯りの中、二胡や邦楽、コカリナの演奏をゆったりと聞いたり、やんしき踊りに参加して楽しんだりと、灯りを楽しむ以外にも様々に楽しまれています。
福井市東地区の多くの方の協力によって開催されているイベントです。地域の誇り、福井豪雨からの復興への感謝、子供たちの夢と様々の想いがひとつひとつの灯りにこもっています。その灯りを楽しんでいただければ。
日時 | 8月20日(土) 1:30PM~9:10PM |
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会場 | 一乗谷朝倉氏遺跡 |
住所 | 福井県福井市城戸ノ内町 |
TEL | 0776-41-2330 |
料金 | 入場無料 |
公共交通 | 無料シャトルバス運行 22・23日 京福バス 62 一乗谷東郷線 朝倉館前下車 |
駐車場 | 会場付近は駐車場がありません。 |
URL | |
主催 | 夢・創造足羽会 主管:越前朝倉万灯夜実行委員会 |