café hunch
居心地の良さを追求した町屋風カフェ
オーナーの深谷さんに色々きいてみました。café hunchってどんなお店なんでしょう?
「café hunchは、住宅街の古い長屋をリノベーションした『comichiかわらぐち』の一画にある、町家風のカフェです。」
「1階はJazz が流れる小規模のカフェスペースになっています。 コーヒーやワインに合う、ホームメイドの大人のガトーショコラや日替わりのスイーツもご用意しておりますので、子育ての合間や仕事で疲れた時など、ちょっと一息つきたい時に、カウンターに座って自分だけの特別な時間を過ごしていただければと思います。」
「2階は多目的スペースになっていて、テーブル4台と椅子15 脚、ソファ2台を置いています。10 名程度の打合せやワークショップ、作品の展示等はもちろんのこと、コーヒーを飲みながら1人で静かに読書をしたり、2人で大切な時間を過ごしていただければと思います。 現在、お客様からさまざまな本をご寄付いただいており、「comichi文庫」を整備中です。小さいお子様から大人の方まで本にふれあう機会をご提供できればと考えております。」
そもそも、なぜこの場所で店をはじめようと思ったのですか?
「もともと地域の人々に喜んでもらえるカフェを作りたいと考えていたところに、運良くリノベーションの物件を紹介されました。この地域は以前は映画館や市場もあり、たくさんの人々が行き交う地域でしたが、現在は高齢化が進み、空き家も多くなっています。ただ、周辺地域にはマンションが新しく建ちはじめていて、子育て世代の方々も少しずつ増えて来ています。ここにカフェや雑貨屋といった小さなお店が複数あれば、人々が集まることで賑わいが生まれ、古くから住んでいる方にも新しく暮らし始めた人にも喜んでもらえるのではないかと考えました。また、家賃が比較的リーズナブルだったということも、重要なポイントでした。駅近くの繁華街は確かに立地はこの場所に比べると格段に良いのですが、家賃も高く個人で始めるには負担やリスクが大きいので、抵抗がありました。この場所は立地的にはイマイチですが、カフェ開設の目的や、やりがい、可能性という点では悪くないのではないか・・・と思っています。」
これから先、どんな人にお店に来てほしいと思っていますか?
「当店は、さまざまな方々の居心地の良さを追求した雰囲気づくりを心がけていますので、特定の客層を想定しているわけではありません。ただ、リノベーションの物件ということで、古い建物を自分たちの手で綺麗に作りかえていきました。この点から言えば、古い建物に興味のある方、DIY に興味のある方、町家風の雰囲気が好きな方等には、きっと気に入っていただけると思います。また、当店で提供しているホームメイドのベーグルやスイーツは、こだわりをもって作っておりますので、どれも低価格ながらオススメです。お菓子づくりに興味のある方や、スイーツ好きの方にもぜひ来ていただけたらと思います。」