「とんがりビル」へ行ってみよう
人が人を呼ぶ、カルチャー拠点をご案内します
いま山形でなにが起こっているのか。
それをいち早く感じられるスポットが、山形市七日町にあります。
2016年の2月、山形市の新たな拠点として「とんがりビル」が誕生しました。4階建ての雑居ビルがリノベーションされ、さまざまなジャンルのショップ、オフィスが集合しています。
かつて賑わっていた七日町シネマ通りの新たな息吹。他県からも多くの人が訪れる、山形のカルチャー発信基地をご案内します。
1階にはカフェ、ギャラリー、ショップがあり、人やコトが自由に行き交っています。
山伏・坂本大三郎さんが運営するショップ「十三時」。山形の自然や文化を身近に感じられる雑貨や書籍、食品が並びます。そのユニークなセレクションにぜひ注目してほしい。店主が手彫りするこけしやイタチの毛皮まで売っているんですから、びっくりです。
お腹が空いたら、食堂「nitaki」へ。ランチからティータイム、ディナーまで、伝承野菜やフルーツなど、山形の旬が味わえます。おすすめはカラフルでボリュームもあるランチプレート。7種のおかずが盛られていて「どれから食べようかな〜」と箸を迷わせるのが楽しい。
1階の奥にはギャラリー「KUGURU」があります。アートやデザインの展示、そして多目的スペースとして、さまざまなイベントが開催されます。展示の最新情報はこちらからチェックしてください。
2〜3階はオフィススペースとして、山形でクリエイティブに活動する人々が集まっています。
2階には、パッケージや紙媒体、ウェブサイトなどを手がける、デザイン会社の「アカオニ」と、その隣には、写真スタジオの「志鎌康平写真事務所【六】」があります。
3階にはシェアオフィスがあり、ロルフィングとヨガのスタジオ「festa」、そして、本メディア『real local山形(準備室)』もオフィスを構えています。シェアスペースではただいま入居者募集中です。
4階には、「TIMBER COURT」の家具のショールームがあります。「TIMBER COURT」は1階の店舗にある家具や什器も手がけており、4階では、オリジナルアクセサリー・金物のブランド「entomo」のアイテム、そして日用雑貨の販売もあります。
最後に、七日町の穴場スポットをこっそりご紹介。とんがりビルには屋上があるんです。スッと視界が抜け、山並みが見えてとても気分がいい。思わず深呼吸したくなる場所です。
普段は閉鎖されていますが、イベント時など不定期に解放されて、ビールや軽食が販売されることもありますよ。
各所にショップやイベントのフライヤーが置いてあるので、情報収集をするにもぴったりです。もしくは、店員さんに声をかけてみると山形のおすすめ情報がもらえるかも。
山形市を訪れたら、ひとまず「とんがりビル」へ。ぜひ遊びに来てください。