四季を嗜み、日々が出会い。共に切磋琢磨
くずし割烹「嗜季」の人材募集
※終了しました。
欲しいのは、ネコの手でもロボの手でもない。五感と思考につながった人の手だ。
包丁を持つ板前がお客さまの前で調理をする割烹というスタイルは、日本独特のもの。治安の悪い場所では無理なことである。お客さまの様子を見ながらお料理を出し、時には作業をしながらフレンドリーな会話もするのだから、単に調理する姿を見せるオープンキッチンとも一線を画す。
嗜季(しき)は、さらに親しみを込めて自らを「くずし割烹」と定義して、日本料理の柱を大切にした上で、常に一期一会にのぞんだオリジナルの新作メニューを備えている。
金沢の主計町(かずえまち)の料理群の町並は有名だが、多くの金沢市民にとっては実は未体験ゾーンである。少し高級な、晴れの舞台と思われている。だから来店するお客さまも、いい加減な気持ちではない。遠方から楽しみに来る方、大切な客人にこれぞ金沢というのをお見せしたくてこの場を選ばれる方。それから個人的な記念日のお祝いに来られる方。
嗜季は、それに応える特別の日のおもてなしを皆で作り上げている店である。
「お客さまが喜ばれる様子を直接見ることができるのが、ここで働く魅力」と板場職人。分業化が明確な大規模店にはない点だ。
女将もうなづく。「私は他県から来たけれど、嗜季で多くの出会いがあって、それが人生をどれだけ豊かにしてくれたことか」。
奇跡のように江戸時代の風情が残るこの場所に、嗜季はある。
その建築。食器のひとつひとつ。飾る花。建具と、それに合った照明に家具。そしてもちろん食材と料理法。どれを取っても意味があり、深い物語がある。今のスタッフもすべての知識があるわけではないので、日々が出会いであり、勉強である。自分の伸び代を信じている者だけが、ここで働く強みを持てる。
料理長は嗜季で働くメリットを、「トータル力が付けられることかな」と言う。「自分で店を出すときに必要なすべてを見ることができるし、自分でやってみることができるから。メニューもみんなで考える」。
この店には厳しい指導や、暗記するべきマニュアルがあるわけではない。厳しさも楽しさも自分の中に持ち、共に働く中からぐんぐん発見し合うのがスタイルだ。仲間として、それを助け合うためのアドバイスならある。だから、これから働こうという人からも教えてもらえることがあるとうれしい。
この気持ちの分かる人に、人生のある期間、一緒に「四季を嗜む」時間を共有してもらえればと思う。嗜季での嗜みと楽しみ、そして学びの経験は、やがて一生の財産となり得るものだ。
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雇用/契約形態 | 正社員 ※3ヶ月間の試用期間あり |
募集期間 | 2014.9.22〜2014.10.21 |
募集職種 | キッチンスタッフ、ホールスタッフ |
給与/報酬 | 経験、スキルに応じて決定 |
勤務時間 | 14:00~24:00 |
応募資格 | 特にありませんが、経験者優遇 |
求める人物像 | 料理、お酒、おもてなしが好きな方 |
選考プロセス | 1. メールにてお問い合わせください。 2. 可能であれば、嗜季でお客様として御食事を体験。 3. 嗜季オリジナルの履歴書に記入いただき提出。 4. 書類審査の結果、料理長・社長と面接します。 5. 面接の結果、仮採用(試用期間3ヶ月)となります。 6. 三ヶ月後、正社員として本採用。 |
社名/屋号 | 嗜季 |
勤務地 | 石川県金沢市主計町2-10 |