畑のある暮らしの日記〈03〉
初夏の収穫そのまま料理
2017.06.29
こんにちは、今回も畑からの山形レポートお届けします。
6月は収穫の季節の始まりみたいなものなので畑仕事の楽しさがグッと増します。
土作りも畝作りも草取りも楽しいけど、やっぱり作物が芽をだしだんだん育ち大きく実るのをワクワクしながら間近に見て「そろそろかな〜」ってときに「えいやっ」と収穫するのはとてもテンションが上がります。
しかも採りたてを食べるとなれば、もう、なおさら。
暮らしのなかで畑を営むことの価値について考えてみました。
たぶん「鮮度」。
畑でサラダ菜をもぎとって車で自宅に移動して、キッチンで綺麗に洗って水を切ってオリーブオイルと酢と塩とブラックペッパーで揉み込んでチーズを振りかけて「いただきます!」まで約15分。
畑でチンゲンサイを根元のあたりで切り取って車で移動して、キッチンで綺麗に洗って刻んで油でニンニクと一緒に炒めてちゃちゃっとお醤油かけて「いただきます!」までやっぱり約15分。
あるいは、自宅の庭先で青シソときゅうりをピピッともいでキッチンで細かく刻んでお豆腐に乗せてお醤油かけて「いただきます!」まで約3分。
つまり、畑から胃袋まで数分から数十分。
みずみずしさをそのまま頂いている感じ。
それが、畑ある暮らしのいいところ、だと僕は思います。
土と雨と太陽とがくれる恵み。6月の食卓は賑やかです。