【篠山】都会と農村が共存する地、三田市の町家でお店を開きませんか?
旧城下町に残る町家のテナント募集中
※終了しました。
集合住宅や大型店舗の並ぶニュータウンを通り抜け、綺麗に続く並木道を車で北上していけば、30分もしない内に日本の原風景のような農村の真ん中を走っている。田園都市とも称される三田は、その字の通り、市内に都会と農村2つの面を持っている。
そんな三田市は、かつて城下町として栄えていた歴史も併せ持つ。今回、新しい事業者を待っている物件は、その昔、城下町として賑わっていた市の南側エリアを走る旧道、本町通り沿いに建つ町家型の古民家だ。
新たなテナントさんを待っているのはこんな物件
広さは約66坪。1階と、旧道に面する建物の前部分は2階建てになっている。店舗にするには十分な大きさがあるため、2店舗入ってもらうことも考えている。
以前は住宅として使われていたが、これから店舗として改修を進めていく予定だ。
この町家が建てられたのは明治時代。当時の三田に鉄道が通り始めた時代だ。その頃から、街道沿いで人々の暮らしを見守ってきたのだろう。一朝一夕では出ない風合いが、壁の色にも表れている。
町家の活用は、新たなチャレンジ
この物件を管理しているのは、これまで駅前開発などを手がけてきた三田地域振興株式会社という、三田市の地域振興を担う会社だ。
「三田の歴史を垣間見ることができる町家の利活用は、三田市としても会社としても新たなチャレンジとなる。この町に昔から残る資源を地域再生のために活用して、三田という町の魅力をさらに高めていきたい」
代表の石束氏は、三田のまちづくりについてこう語る。
明治から残るこの町家も、綺麗に直しすぎることはせず、建築された当時の風合いを活かしたまま、改修しようと考えている。
今回の物件がある「本町」というエリアは、三田市内でも古い建物が残り、城下町だった往時を偲ぶことのできるエリアだ。一方、そこから車で10分も走れば農村エリアが広がり、長い間かけて築かれてきた三田の暮らしや文化が息づく空間がある。石束氏率いる地域振興株式会社が目指すのは、そうした農村の要素と、近未来的な都市の要素をバランスよく混在させたまちづくりだ。
この町家も、新築の空間ではなく、時を経て、歴史を積み重ねてきた町家だからこそ良い、と思う人に来てもらえれば、それ以上に嬉しいことはない。
カフェ、雑貨屋、オフィス…その使い方は自由だ。
明治時代から残るこの町家に、あなたが新しい風を吹かせてみませんか?
□問い合わせ先
三田地域振興株式会社 TEL:079-563-8141
※賃料、改修時期など、物件についてのより詳細な情報についてお聞きになりたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。物件の内覧も対応可能。みなさまのお問い合わせ、お待ちしております。
※お問い合わせの際は、real localを見たと言うとスムーズです。