【鹿児島県鹿児島市】Brew / この一杯で、笑顔になる時間を届けたい
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「天文館センテラス」4、5階には図書館があって、しかもコーヒーやお酒を片手に本の世界に迷い込むことができます。
鹿児島の中心にできた洗練された図書館
2022年4月9日、この春グランドオープンした「天文館センテラス」。
旧タカプラ跡地にできた、この場所は鹿児島の人にとって待ち合わせの場所としても愛されてきた。
そんな場所が再びできて、とても嬉しい。きっと、これから多くの方の思い出となる場所になっていくのだろう。
そんな「天文館センテラス」中に筆者が気になっていた場所がある。
それは、4階と5階にできた図書館だ。木を基調とした洗練された図書館には、4万冊もの新しい本が並んでいる。
実はこの図書館、ちょっと特別な楽しみ方ができるのだ。なんとコーヒーやお酒を片手に本の世界に迷い込むことができる。
4階の図書館の中心にあるこちらのカフェ「Brew」
一杯に込められた想い
店名「Brew」の由来は、英語で「淹れる」という意味だ。
上にある「a cup of delight」は、淹れた一杯のコーヒーで幸せの時間を過ごしてもらう場所になってほしいという想いからだそう。
コーヒーから、ジュース、アルコールまで揃っている。他にも、「ちょっとお腹が空いた」という方のために、トースタやパスタもあった。
お昼時には、美味しそうに頬張る子供や、ちょっと一息にと至福の時を過ごす人も。店内には、コーヒーの香ばしい香りと甘い香りでいっぱいになっていた。
「Brew」にいるお客様や、飲み物を片手に図書館を利用する皆さんの表情がいきいきとしている。そして、スタッフの皆さんも笑顔で溢れていた。
スタッフの皆さんは、それぞれ得意なことや、やってみたいことを活かしてお仕事をなさっていているということで、心温まる丁寧な接客が印象的だ。
そんな「Brew」の代表である宮之原明子さん。ここに来ると素敵な笑顔で迎えてくれた。
出会い、そして鹿児島を感じられる場所へ
お話を伺うと「Brew」に来るとお客さま同士の出会いがあるという。
ここには、色んな方が図書館を利用しにやってくる。長く会えてなかった親戚や、友人などと偶然出会い「久しぶり〜!」と声を掛け合う姿をよく見るそうだ。
今まさに、ここが鹿児島のパワースポットとなっているのではないだろうか。
そんな出会いが溢れるこの場所で、宮之原さんは皆さんがホッと一息できるような空間を作れるようにしていきたいと素敵な笑顔でお話ししてくれた。
宮之原さんは実際にカフェに立ってお客さまとお話をすることでより笑顔を届けるヒントがあるという。
この図書館は、朝とお昼、そして夕方とでは、お客様の層がガラリと変わるそう。そのため、お客様のお声からメニューをどんどん増やしていきたいとおっしゃっていた。
例えば、夕方に図書館に来てお酒を飲みながら、作業をされる方から「何か簡単につまめるものがあったら嬉しいな」とお声かけされたそうだ。
宮之原さんは、すでにそんなお客さまのために動き始めているとのこと。
実際にお客さまのお声を聞きながら、これからどんどんパワーアップしていく「Brew」と、図書館を通して誰かとの出会いが楽しみだ!
屋号 | Brew |
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URL | |
住所 | 鹿児島県鹿児島市千日町1-12 4階 |