「これまでとこれからの尾張町・橋場町」展
八百萬本舗 6/11(木)~6/23(火)
※終了しました。
金沢R不動産を運営する有限会社E.N.N.が事業企画・不動産仲介・リノベーション設計、はたまた運営まで携わらせていただいている金沢市尾張町の「八百萬本舗」。
この建物がきっかけとなって尾張町・橋場町が身近になった我々ですが、皆さんと一緒に、このエリアのこれまでの歴史を学び、これからの未来を考えたいと思いイベントを企画しました。
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6月11日(木)~23日(火)「尾張町~橋場町の過去の写真・商売道具の展示」
明治初期。尾張町はかつて、国内5番目の人口を誇る「金沢の商業の中心地」でした。当時の街並みを記録した写真が数多く残っています。今回このイベントに際し、この地域にある泉鏡花記念館や尾張町老舗交流館、ギャラリー三田さんなどから貴重な写真パネルをお借りして2階お座敷に展示します。
「今は駐車場になっている場所にあんな立派な寄席があったんだ」とか過去の姿を知ると、普段のまちがちょっと違って見えるかもしれません。
加えて、八百萬本舗をはじめ、E.N.N.が手がけた町家、空きビル再生事例の展示も行います。元の志村金物店から八百萬本舗への変貌ぶりを見ていただけると思います。
この企画を尾張町の老舗商店主さん達に相談しながら、昔の商売道具を見せていただくと、すごく細工の凝った衝立(ついたて)だったり、大迫力の看板だったり、モダンなデザインの包装紙や粋な法被(はっぴ)が、実は倉庫や廊下に普通に眠っていることも知りました。今回それらもお借りして展示いたします。
6月20日(土)15:00~17:00にはトークイベントを開催。
テーマを2部に分けて、まず「これまでの尾張町・橋場町」では町の遍歴や歴史を皆さんと一緒に学ぶコーナーにします。トークゲストは歴史キュレーターでもあり、「金沢歴活」の名で最近地元メディアにもよく取り上げられている安藤 竜さん。
実は、金沢に移住される時のお宅を仲介させていただいていて、いつかイベントご一緒したいと思っていたところ、ご協力頂けることになりました。地元商店の方に聞いていると、生き字引的な存在の方がお亡くなりになって、昔を知っている方がどんどん少なくなっているそうです。また地元の方より、古文書や文献を詳しく調べている方の方が意外な事実をご存じかもしれません。もちろん、ご近所で長く暮している方からもエピソードを伺いながらこれまでの歴史を知る時間になれば。
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後半は「これからの尾張町・橋場町」。北陸新幹線開通で人の流れが変わりつつある今、尾張町~橋場町の目指すべき未来について話し合うトークセッションです。
観光で初めてこの街を訪れる方々。長くこの街で商売をしながら暮らす方々。このイベントを通じて改めて、これまでの姿を学び、これからの未来を共に考えることができればと思います。期間中お近くに寄られた際には、ぜひお越しください!
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日時 | ■これまでとこれからの尾張町・橋場町展 |
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会場 | 八百萬本舗 2階 お座敷 |
住所 | 石川県金沢市尾張町2丁目14番20号 |
料金 | 無料 |
備考 | ■これまでとこれからの尾張町・橋場町展 |