実は神戸は農業が盛んな街だった
EAT LOCAL KOBE | Farmers Market 【レポート】
昨今食べるもの、特に野菜に対する人々の関心度は日に日に大きくなっていると感じる。移住を考える時、自分の求める食環境がその土地にあるのかということを移住地の選択条件に入れる人も多いのではなかろうか。
先日、real localでも紹介し、神戸で開催されたFarmers Market。梅雨の中の土日にもかかわらず、幸いに天気にも恵まれ多くの人が訪れる場となった。このマーケットでは神戸市内で活動する農家9組が参加し野菜を販売するという場であるのみならず、飲食店とのコラボで、実際に神戸産の野菜を使った料理をブランチとして食べられるような仕掛けがされた。
農業に興味がある、もしくは農地と近い場所で食に関わる仕事がしたい、そこまではいかないにしても、農業が身近にある都会に住みたい、そのようなことを考えている方がいらっしゃるとするならば、神戸はその選択肢として良い場所だと思う。
意外に知られていないが、神戸市の面積の約6割は市街化調整区域(都市化しない地域)であり、その1/6(つまり市域全体の約10%)は農地となっている。100万人を超える政令指定都市の中で最も農業産出額が多い。(2015年現在)
ここ数年神戸市内で農家になった人も複数おられる。先日行われたファーマーズマーケットでは新規就農された方々が主体に参加された。その多くの方が以下のような就農プログラムを経て、農家になっている。
農業で生計をたてるということは決して簡単なことではない、やるなら都市部に近く、消費者とのコミュニケーションを楽しみながら多様な食物を育てられる場所が良い、そんなことを考えている方には神戸の地は興味を持って頂けるのではなかろうか?
EAT LOCAL KOBE (神戸市の地産地消についての情報サイト)
神戸市では新規就農される用件を満たす方に対する給付金制度があります。詳しくはコチラ(神戸市青年就農給付金)
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主催 | ファーマーズマーケット運営委員会/神戸市農水産課 |