東京からのUターンを選んだレザーブランド。
レザープロダクトブランド ANCHOR BRIDGE
2016年10月に開催したイベント“高架下オープンナイト”でもたくさんの人が訪れ、徐々に認知度が上がってきている灘高架下エリア。
その西の端、阪急春日野道駅から東へ3分ほど歩いた場所に、2016年5月に東京から移転してきたレザープロダクトブランド ANCHOR BRIDGE(アンカーブリッジ)のアトリエ兼ショップがある。フランス パリの老舗セレクトショップ “COLETTE”でも取り扱われている確かなブランドだ。
代表で職人の村橋さんは神戸出身。神戸と東京で革靴の作り方を学び、東京の靴メーカーで企画・製造に従事、その後独立。東京でANCHOR BRIDGEを立ち上げ、2016年5月に神戸へUターンしてきた。
「東京で13年もの間頑張れたことは、自分にとって大変よかった」と語る村橋さん。「東京では、マンションの一室で生活と製作をしていてスペース的に限界の状態だった」こともあり、漠然といつかは地元の神戸に戻りたいと考えていたとのこと。そんな時に、神戸R不動産のブログをみた友人から灘高架下の物件を教えてもらったそうだ。
物件の決め手は「作業するのに高さも広さも申し分なく、作業音の心配もしなくてよかったし、何よりも空間の雰囲気が気に入った」から。東京で活動していた時から「神戸に戻っても東京と変わらない仕事ができるように、場所に依存しない仕事の仕方を心がけて来た」そうで、「物を送ったり、受け取ったりには中1日みるようになった」以外は神戸へ移転してきてからも大きな問題はないとのこと。
ニューヨークのオンラインショップ“Roztayger” での商品取り扱いが始まるなど、活躍のフィールドをますます広げているANCHOR BRIDGE。村橋さんは「神戸に戻ってきてショップを構えたことで、ブランドの世界観を腰をすえて伝えられる拠点ができた。これからは異業種を含め、たくさんの人とコラボレーションしていきたい」と語る。
気兼ねしない場所にある、世界で活躍するレザーブランドのアトリエ兼ショップにぜひ一度足を運んでほしい。製品に興味がある人はもちろん、移転を考えているブランドオーナーにとっても参考になる話が聞けるかもしれない。