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〈とんがりマーケット vol.1〉レポート

ダイジェストでお届けします

2017.04.22

4月22日、山形市七日町の〈とんがりビル〉にて、〈とんがりマーケット vol.1〉が開催されました。

今年4月に一周年をむかえた〈とんがりビル〉。その個性豊かな住人たちが、各自の興味や得意分野を活かしてお店を開く、月に一度限りのマーケットです。

子どものはしゃぐ声が聞こえて、賑やかな1日でした

大学のオープンキャンパスのように、2階と3階の事務所フロアも含め、ビル全体を人が自由に行き交っていました。

「いままで来なかったお客さんの顔ぶれがありました。これを機会にもっと〈とんがりビル〉や七日町に興味をもってほしい」と、4階〈ティンバーコート〉の相田さんは話します。

1階の本と雑貨と食品を扱う坂本大三郎さんの店〈十三時〉。この日は、アパレルブランド〈Osode〉さんも店先に立っていました

1階の〈nitaki〉では、春の新シリーズとして「苺の米粉オムレット」がリリースされました。山形県産つや姫の米粉が入ったしっとりふわふわな生地に、豆乳入りのカスタードクリームやシーズンの苺が包まれています

2階のデザイン会社〈アカオニ〉では、〈アカオニ商店〉としてスタッフたちの愛用品が大放出されました

バンドTシャツ、洋服、レコード、古いデジカメ、本、漫画、日用雑貨など。何年も経営しているビンテージショップのような雰囲気

3階のRoom2は、ソフトウェア開発スタジオ〈タートルソフト〉の加藤待士さんによるVR体験ブース。恐竜の世界や宇宙の動画はスリル満点でパニックになるほどの臨場感。写真では伝えられないのが悔しい！

加藤さんが撮影したパノラマ写真を使って、山形の風景の3D体験もしました。まるで瞬間移動してそこを旅をしているような気分。次回はどんな映像が見られるのか楽しみです

3階のロルフィングとヨガのスタジオ〈フェスタ〉では、〈オーロラコーヒー〉の豆を使ったハンドドリップコーヒーと、ドーナツ小屋〈maaru〉のドーナツを販売。オープンで気さくな大友ご夫妻の窓にたくさんの人が集まりました

やさしい甘さが大人気のドーナツ4種。午前中に売り切れてしまうほどの盛況ぶり！

3階のとんがりビルの運営会社〈マルアール〉では、老舗のこんにゃく専門店〈千歳山こんにゃく〉を使った玉こんを販売しました。食べ応え抜群の、プリプリした大ぶりの玉こん。本格派です

子どもにも大人にも好評でした。人を和ませる玉こんの不思議な魅力。すごいな、玉こん

3階の踊り場では、ちいさな移動マルシェ〈ノウマド〉が出店。〈ノウマド〉のコンセプトは、農作物や食品の「つくる人」と「食べる人」をつなぐこと。この日も、無農薬の野菜や自然食品を販売しました

自然派のペーストカレーや100％のにんじんジュースが好評でした

4階の〈ティンバーコート〉では、一点もののビンテージの照明・雑貨のほか、オリジナルアクセサリー・金物ブランド〈entomo〉のアイテムの販売がありました。当日はイートインスペースが設けられて、カフェのように食事を楽しめました

数量限定で販売された、ワインビストロ〈食堂メルカド〉による特製『メルサンド』。菜の花とスナップエンドウとキンカンが入った、春らしい味わい。うまかった〜

屋上テラスでは、工藤建築研究所による芋煮。（強風のため午後からは室内に避難）

山形といえば、醤油ベースに牛肉が入った芋煮。後半は、芋煮カレーに。この変身は山形では常識なのだとか。おいしかったです

〈とんがりマーケット〉は毎月第四土曜日に開催します。次回は、5月27日（土）で、〈サンデーブース〉のカメラ小屋、蔵六面工房によるお面の絵付けワークショップなど、新たな出店者も加わる予定。

詳細は決定次第、お知らせします！

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