蕎麦屋でラーメン! 2/やま七
2017.06.15
ああ、げそ天でお蕎麦が食べたい。
しかもがっつりと、お蕎麦で満腹になりたい。
そんな欲望を感じた山形人の脳みそは、ボリューミーという観点から、やま七さんをかなり上位にランクインさせてくるのではないだろうか。なんと言っても、げそ天の付いた「もり天」の、山のような盛られ方が素晴らしい。普通盛りでも満腹。大盛りなら満々腹になれる。コスパの見事さは感動的なレベルだ。
もうただただズルズルズルとお蕎麦をすすりたい。時たまげそ天を蕎麦つゆに浸したい。ちょっと甘めのつゆにげそ天の油が滲むのを見ていたい。
「もり天」こそが最高!
なんて、わかっちゃいるけど「中華そば」。
アツアツで、ごくごくシンプルな、しょうゆ味の中華そば。
だってやっぱり、せっかく山形の蕎麦屋に来たんだから!
だからやっぱり、蕎麦屋でラーメン!
なぜ蕎麦屋でラーメンが食べられるのか。なぜ蕎麦屋でラーメンを頼んでしまうのか。
それは大事な疑問ではある。
でも、山形人の脳みそにとっては、なんの疑問でもない当たり前の常識でもある。
これぞ山形。至るところに。
さて、お次はどこの?