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※2020年4月30日(木)をもちましてSTAND BY MEの営業は終了しました。

 

 

2017年6月、中央区大手門にオープンした、STAND BY ME。
１階は立ち飲み居酒屋。２階と３階はホステル。

「地域の人に愛される場所になりたくて」

この場所に込められた想いと仕掛け、
ここに辿り着いたストーリーも添えて紹介したい。

運営する、株式会社ブルースカイの代表 貞末真吾さんは、
前職がきっかけで訪れた福岡の、土地と人に惚れ込み、35年を過ごした関東から移住。

福岡で会社を立上げ、地域コミュニティの面白さに気づき、泊まれる立ち飲み「STAND BY ME」を作った。

１階の「立ち飲み STAND BY ME」は、宿泊の旅人も福岡在住の人も、初めて会ってもみんなで楽しくやりとりができように仕掛けられている。

 

まずは、4枚1000円で「木札」を購入。
※現金でのやりとりはなく、すべて「木札」のみのため

ドリンク・フードメニューは、すべてこの「木札」で注文。
夜の立ち飲みメニューは、ほとんどが１枚で注文できる内容で、「若者も来てくれるように」意識した設定。

余った木札は、また行くきっかけに持ち帰っても、お店で出会った人に「おごっちゃーよ」（ごちそうするよ）と譲っても。

コースターには、両面にメッセージがつけられ、「ゆっくり飲みたいとき」「交流したいとき」の気分にあわせて、意思表示のアイテムになる。

「KANPAI !!」 （Don‘t Leave Me Alone：ひとりにしないで）
「I LOVE SAKE !!」 （Leave Me Alone：ひとりにして）

そして特徴的なのが、「福岡の良い場所、どこですか？」のアンサーとも言える、地元企業の商品や食材を積極的に使用した「メニュー」。

・博多水炊き　とり田の柚子胡椒でポテサラ　
・にわかや長介で大人気の雲仙ハムカツ　
・鳥飼八幡宮 山内宮司のこぼれネギの揚げふわ豆腐

など上記は一部。福岡のおすすめ店やスポット、地域のキーパーソンやSBM（STAND BY ME）にゆかりのある人達の名前とともに、コラボメニューやおすすめの一品など、約30種類が並ぶ。

STAND BY MEでは、ローカルのみんなが通うお店や、いつも食べている逸品たちを知り、食すことができる。
メニューで知ったお店に足を運んだり、交流のきっかけにしてもらったり。「福岡を知ってほしい」想いがぎゅっと込められている。

一軒ずつ、一人ずつ足を運び口説いたというこのメニューは、完成はなく、アップデートを続けていく予定。

２階と３階ホステルの宿泊は3780円～。

個室がひとつと、ドミトリーは女性専用と男女兼用のミックスドミトリーで、全35床。
アートに囲まれたリラックススペースと共有スペース、男女別々のトイレ・シャワールームを備えている。

福岡を大好きな気持ちから生まれた、色んな仕掛けのある’STAND BY MEスタイル’。
真吾さん自身、福岡で出会った人との交流によって今があり、ここで交流が生まれることを誰よりも望んでいる。

「昨日もカウンターで飲んでいた３人は、それぞれ沖縄、岐阜、鹿児島から来た人たちだったよ。最高だよね。」と、真吾さん。

 

ここに来れば、
あなたと福岡の、新たな出会いがきっと見つかるはずだ。

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