福岡×アート はしご酒でギャラリスト入門
ギャラリー梯子酒 〜アートをつまみにおいしいワイン〜
こちらのイベントは【定期開催】されています。
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福岡の中心街・天神から大濠公園までを繋ぐ国体道路。
その途中で福岡の文化的ランドスケープを形成しているのが「けやき通り」。約100本のけやきが800mにわたり植えられ、美しい並木を創りあげています。通りには様々なお店やギャラリーがあり、その落ち着いた街並みが人気です。
「ギャラリー梯子酒」は、けやき通りに点在する6つのアートギャラリーをワイン片手に巡るイベントで、年に3回ほど開催されています。
けやき通りに点在するギャラリーは、アートと自分が向き合う静かな空間と知的好奇心の刺激に満ち、その気高い空間はギャラリストとアートコンシャスな人たちにより慈しみ守られています。
ギャラリーに行ったことのない人にとっては、その敷居を跨ぐことは気安いことではなく、ギャラリーに足を運ぶという選択肢も薄くなりつつあるその一方で、福岡には創造的刺激を求める人達が増えてきているように感じられます。
「ギャラリーを愉しむことがポピュラーになれば、福岡のアートの底深さが既視化され、福岡のクリエティブコミュニティにもいい刺激を与えることが期待できる。アーティストにとって福岡が住みやすい街になるためには、作品が売れる機会を増やすだけではなく、街全体とつながっている雰囲気づくりが大切だと思うのです。」
その入口となるために企画されているのが「ギャラリー梯子酒」。
各ギャラリーでは、現在展示中の作品やこれまでに収集・展示されてきた所蔵品を愉しむことができます。美術館とは異なり、ギャラリーにはテーブルや椅子があるので、ゆっくりと「空間」も楽しんでいただきたい。
初めて訪れる方でも、ギャラリスト・アーティストとお酒を交わしハイアートに触れることで、お互いが新鮮な刺激を受けてもらいたいです。
実行委員会の野元さんがこのイベントを始められたきっかけを伺ってみました。
「「ニューヨーク 芸術家と共存する街」(塩谷陽子書)を読んで、福岡がローカルのアーティストの生きやすい街であったらいいなという想いが生まれたことと、ポートランドのエースホテルの記事を読んで、アートの地産地消の文化が福岡にも根付けばいいなと思ったこと。
イベントは二年間はやると決めているので、その間にこのイベントを楽しみにしてくれる人を一人でも多くしたい。イベントに合わせて、この界隈で個展を開きたい!とアーティストが思うようになってくれたらうれしいな。」
福岡×アートの未来を見据え、行動を起こしてくれている奇特な方です。
「休日はギャラリーに行く」、
これまでユースカルチャーがなかった人へも、ギャラリー梯子酒から少しずつ広がりそうな期待が募ります。
アートに興味がない方でも、ワインが好きな方、週末の予定が空いている方。なにか素敵な発見があるかもしれません。
是非開催に合わせて、けやき通りに足を運んでみてください。
会場 | けやき通り界隈のギャラリー (1)Gallery MORYTA |
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住所 | 受付:Gallery MORYTAエントランス |
TEL | 野元:090-2513-2914 |
料金 | 1500円(ドリンクチケット3枚付き) |
公共交通 | 福岡市営地下鉄空港線『赤坂駅』より徒歩5分 |
URL | |
主催 | ギャラリー梯子酒実行委員会 |