2/24 トーク『好きなこと、働くこと。』
デザイン×陶芸×美術
※終了しました。
美術、陶芸、デザイン、「好きなこと」を生業にして「働く」。
その楽しさと苦しさ、本人たちは一体どんなことを抱えているのだろう?
福井市にある仁愛女子短期大学では、生活デザイン専攻の卒業制作展に関連して、生活とデザインセミナー・公開講座が開催されます。今年度は、ゲストに新山直広さんと上出恵悟さんをお招きし、わたし(浅野)と3人で「好きなこと、働くこと。」というテーマでお話します。
ゲストのお一人目は、新山直広 さん(TSUGI 代表/デザインディレクター)新山さんは、今の福井を代表するお一人。大阪に生まれ京都で建築を学んだ後、福井県鯖江市へ。
グラフィックデザインをベースに地域のブランディングを手掛ける「TSUGI」を結成。アクセサリーブランドの「Sur」の企画製造や、昨年、鯖江市河和田地区を中心に開催された「RENEW×大日本市鯖江大博覧会」を運営など、デザインのちからで地域を鮮やかに見せて、地域の人も関わる人もみんな一体になって楽しめる活動をされています。★関連記事「RENEWレポート」
ゲストのお二人目は、上出恵悟さん(上出長右衛門窯/アーティスト)
上出さんは、石川県に生まれ東京で絵画を中心に学んだ後、石川県能美市の「上出長右衛門窯」へ戻り活動。石川県の代表的な伝統工芸である九谷焼の窯元で、うつくしい陶器のしなやかな佇まいと鮮やかな染付け、でも描かれているモチーフ少し可笑しくて、それでいて存在感があります。
最後にわたくし、浅野桃子(福井大学 特命講師/仁愛女子短期大学 非常勤講師/美術家)
岐阜県に生まれ東京で絵画を中心に学んだ後、東京を拠点に活動。昨年の春、福井大学への転職を機に生まれてはじめての福井へ。主にインスタレーション/サイトスペシフィックな作品を中心にギャラリーや廃校や空き家などで発表しています。自身の作品制作/発表とともに、地域にも働きかけそのフィールドを広げようと活動中。
トークテーマは「好きなこと、働くこと。」好きなことってなんだろう、働くってなんだろう、それは結びつくものだろうか?3人が美術や建築を学びながら様々な地域で経験し、試行錯誤を繰り返して今に至ったことを話しながら、よりよく活動できるための思いやアイディアを一緒に考えていきたいと思います。
卒業制作展をぜひご覧いただき、これからまさにデビューし「好きなこと、働くこと。」を福井やその他の地域で花を開かせる彼女たちを応援してあげてください。みなさまのお越しをお待ちしております。
★「仁愛女子短期大学 生活科学学科 生活デザイン専攻 卒業制作展 2018 Debut!」
会期:2018年2月15日(木)~2月25日(日)開場時間:9:00~17:00
会場:仁愛女子短期大学内(受付:新C館エントランスホール)