古民家 AOI IE
グリーンツーリズムゲストハウス
越前市坂口地区の、ゆるやかに時が流れる古民家
19世紀に建てられという古民家は、雪国ならではの太い梁や屋根のつくりなどに歴史と風土を感じます。AOI IEという名前は前居住者が名付け親です。(AOI IEは外国の画家のアトリエの名前とも聞いています。素敵な名前で、青空に映える古民家にぴったりということで引き継いだそうです)
旧武生市のまちなかから車で20分ほどの静かな里山、坂口地区に静かに佇んでいます。冬季間、雪で閉ざされる北国街道木の芽峠ルートの迂回ルートとして「府中馬借街道」が古くから開発され、長年の人々の営みがうかがえます。
古民家AOI IEは坂口グリーンツーリズム研究会が運営する古民家です。今回は運営メンバーの一人である仁愛女子短期大学の内山先生にお話をうかがいました。先生は坂口地区在住で、大学では環境デザインを教えています。
この古民家は、地域の有志が〈都市住民と地元住民の交流〉〈里山坂口の情報発信〉を通じて地域を活性化したいと考え、その拠点として運営を始めたそうです。それぞれ仕事を持つメンバーが協力して運営しています。
里山を満喫するイベント「里山青山祭」の様子。里山坂口の恵みをや音楽を楽しんだりと盛りだくさんのイベントです。
イベント活用も宿泊もできる寛容な古民家
山菜採り、寄席、音楽ライブなど内容は様々です。イベントには地域の人々だけではなく地区外からも様々な人が参加しています。地元の人が交流によって刺激を受け、良い化学反応を起こることを期待しているとのことです。この古民家には多種多様なイベントを快く受け入れてくれる、おおらかさがあると感じました。
また、宿泊も可能です。取材に伺った日には、台湾の大学の古民家研究者、学生の皆さんがやってきていました。ホテルとは違い、まるで村の一員になったかのように滞在を楽しめます。都会のファミリーや外国人など、様々な人が古民家AOI IEで日本の原風景を感じにやって来ます。ちょっと長めに滞在して、ゆっくり田舎暮らしを味わってみてはいかがでしょうか?
街とは違う時間の流れを感じる場所
空き家になっていた古民家を研究会が借りたのが平成19年。なんと、もう11年も継続されています!とても長く続けられているので「その秘訣は?」とお聞きすると、「無理せず、ぼちぼちやっているからかな」とおっしゃっていました。その言葉の通り、古民家AOI IEにはゆるやかで優しい時間が流れているようです。
古民家AOI IEではイベント利用も宿泊も大歓迎しています(宿泊定員:8名)。寝具持ち込み素泊まりだとなんと1,000円/泊・人とのこと。
お問い合わせ・ご予約は下記の連絡先までお願いいたします。
代表:内山(090-5171-6410)
また、Facebookページには詳細な利用料金等も掲載してありますので、ご覧ください。
https://www.facebook.com/kominka.aoiie/