【篠山】篠山の城下町で、ここにしかないお店を作りませんか?
※終了しました。
篠山の城下町で、新しく改修が始まる物件があります。1件は町家、もう1件はレトロな洋館です。そこで、新しくお店を開いてみませんか?
まず、篠山城下町ってどんなところ?
大阪駅から特急で約1時間。丹波黒豆とデカンショ節で有名な篠山は、豊かな農村と、歴史ある城下町が残る地域です。
城下町の中心にある篠山城は、今から約400年前、徳川家康の命によって築かれました。その周辺に生まれた城下町は、京と出雲をつなぐ街道の通過点であったことから、多くの人と物が行き来し、交通の要所として大変賑わったと言われています。
商家群や武家屋敷など、現在でも昔ながらの町並みが残っており、のんびり散策すれば、随所でこの土地の歩んできた歴史を感じることができます。
篠山で目指すまちづくり
さて、そんな篠山ですが、実は全国から視察が訪れる先進地域でもあるのです。日本中から注目されるその理由は、篠山で取り組まれている町づくり事業にありました。
今から4年前の2015年、篠山城下町に新しいホテルがオープンしました。その名は、「篠山城下町ホテルNIPPONIA」。全国初の、古民家を活用した分散型のホテルです。「町に溶け込むように泊まる」をコンセプトに、城下町エリア内に点在していた、空き家になってしまった古民家を改修して客室として再生。それは、町全体をホテルに見立てた新しい取り組みでした。
この事業は、地域に残る古民家の保存になるだけではなく、客室が町中に点在していることで、宿泊客が自然と町を歩き、城下町内に活気を生み出すことにもなりました。元々、城下町に存在していた資源を活用して町の活性化につなげていくこの取り組みに、全国から注目が集まったのです。
また、宿泊客にとっても、観光地ばかりを巡るのではなく、篠山の日常に溶け込み、土地の食べ物を食べ、土地に暮らす人と交流する、という体験を通して、自分だけの篠山の魅力を発見していくことになります。それは、その地域の日々の暮らし、文化を楽しむ新しい観光スタイルの提案でもありました。
こうした取り組みが実現している篠山城下町ですが、空き家はまだまだたくさんあります。そんな空き家物件を活用して、城下町をもっと面白く、もっと魅力的にしていこう、というのが今回の改修事業の目的です。事業の主体者は「NIPPONIA」の開発主体でもある株式会社NOTE。城下町の未来を描いて、次のステップへと進み始めた最初の事業が、今回の物件になります。
お待たせしました!物件をご紹介します!
さて、テナントを募集する2件の物件が位置するのは、篠山城の東側に位置する立町というエリア。2件の物件が面している道は旧道で、昔ながらの商店街でもあります。
順に、物件を紹介します。
1件目の物件は町家の物件。築130年の本格的な古民家で、町家らしく奥に長い、蔵のある物件です。活用するにあたり、トタンなどは全て剥がし、落ちた壁土も修復して、建てられた当時の状態に戻すように改修します。
大きな物件なので、2業種での活用を考えています。現在のプランは、隠れ家のようなゲストハウスと、夜でも楽しめるBar兼飲食店。城下町には手頃に泊まれる宿がないため、海外からの旅行客や一人旅の方が気楽に泊まれて、更に、そこからいろんな交流が生まれる場所を作りたい、というのがこのプランの根底にある思いです。
2件目の物件は元歯科医院だった洋館の建物です。どこかレトロでお洒落な風合いは、現代の建物ではなかなか出せない、かわいらしい雰囲気。入り口が2カ所あるため、こちらの物件も建物を分けて2業種での活用を検討中です。
今は、篠山の地のものをふんだんに使った創作パンのパン屋さんと、そこで作ったパンを朝食にできるゲストハウスを計画中。ゲストハウスは、1件目の町家ゲストハウスの離れのような位置づけにしています。コミュニティスペースをゆったり取っており、地域の人にも旅人にもオープンで、緩やかに交流が生まれるデザインです。
どちらの物件も計画はあるものの、「この場所でこういうお店を出したい」という方も大歓迎です。日本の原風景に囲まれたこの地で、新しい挑戦を始めてみませんか?
ご連絡、お待ちしています。
※改修工事は今秋スタート予定。2020年3月に竣工予定です。
※賃料など、物件についてのより詳細な情報についてお聞きになりたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。物件の内覧も対応可能です。
□問い合わせ先
株式会社NOTE 担当:原
下記のURLの問い合わせフォーム、もしくはお電話からお問い合わせください。
問い合わせフォーム:https://team.nipponia.or.jp/inquiry/
TEL:06-7878-8983
★お問い合わせの際は、real localを見たと言うとスムーズです!