海外映画監督を地域に派遣したい!/山形国際ドキュメンタリー映画祭③
※終了しました。
山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)の事務局長 高橋卓也さんからのメッセージをお届けします。
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1989年にアジアで初めての国際ドキュメンタリー映画祭としてスタートした山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)。
隔年で開催され、2017年で15回目を迎えます。今年も山形市内の8つの会場で、世界中から集められた約200の作品が8日間にわたって上映されます。
来場者はのべ24,000人を超え、会期中は、東北の地方都市が賑やかな国際都市に変わります。
この映画祭の特徴は、上映だけでなく、多くのテーマシンポジウムやワークショップも行っていること。映画関係者と市民が直に対話できる場がたくさん生まれてきました。
特に1999年からは「刺激的な出会いの場を、映画祭の会場だけでなく、もっといろいろな地域の人たちにも届けよう」と、県内の他の地域にも監督やプロデューサーたちを連れていき、現地の人々と交流する機会が設けられています。
せっかく山形に来てくれた映画監督たちには、映画祭を味わうだけではなく東北や山形の自然や文化、そこに暮らす人々の思いにより深く触れていっていただきます。それによって、異文化から来た映画監督はきっと別な視点でその魅力を発見し、その素晴らしさを地域の人たちに気づかせてくれることになるのです。
さて、2017年の今年もYIDFFの期間に合わせ、山形県内5~6箇所への監督派遣プログラムを企画しています。
この監督派遣プログラムに必要となる謝礼や交通費、上映費等の資金を集めるべく、現在、YIDFFはクラウドファンディングに参加しています。
YIDFFの取り組みをより多くの皆様に知っていただき、ひとりでも多くの方に趣旨に賛同していただければ幸いです。
詳しい内容についてはこちらをご覧ください。→ readyfor
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