シェパニーズ元料理長ジェロームさんに教えてもらった、農家とシェフの付き合い方│レポート
EAT LOCAL KOBEの記事を紹介します。
神戸が「都市と農村が近い街」ということをご存知でしょうか?
実は、市街地からクルマで30分ほど走れば農村地に行ける神戸。その地形をいかして農業を活性化させようと、現在神戸市が中心になってさまざまな取り組みを進めています。
今回は、神戸の「農」を取り巻く活動やコミュニティーについて知っていただきたく、神戸の農業や食に関する情報を発信するサイトEAT LOCAL KOBE(*)のレポート記事をご紹介します。
* EAT LOCAL KOBEは、real local神戸の運営母体が同じく運営を行っている、神戸の農業や食に関する情報を発信するウェブサイト。
シェパニーズ元料理長のジェロームさんに教えてもらった、農家とシェフの付き合い方
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10月某日、シェパニーズ元料理長のジェロームさんと、東京でジェロームさんと一緒にお店を始めるBEARDの原川さん、そして神戸の農家・シェフの方々をお招きし、農家とシェフの付き合い方についてディスカッションする場を設けました。シェパニーズの事例から多くを学んだ、当日の様子をレポートします。
*シェパニーズ(Chez Panisse)は、アメリカ・カルフォルニア州にある世界的に有名なレストラン。1971年の創業時より地産地消をコンセプトにしていて、創業者でありオーナーのアリス・ウォータースは地産地消の先駆け的存在。
この日は土曜日。東遊園地のファーマーズマーケットを終えたその足で、農家・シェフの皆さんと、マーケットを見学されていたジェロームさん、原川さんが会場に集まりました。
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イベント開始までの間に、マーケットで買ったばかりの野菜を振る舞ってくださったジェロームさん。その素敵なプレゼンテーション(盛り付け)と美味しさで、会場が自然といい雰囲気になったところで、イベントがスタートしました。
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ジェロームさんは、東京で新しいお店をはじめるために25年間勤めたシェパニーズを辞め、2016年4月から東京にお住まいだそうです。イベントの前半では、原川さんも交えて、シェパニーズのこと、そしてシェパニーズでの農家とシェフの関係についてお話してくださいました。
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「シェパニーズの半分は、農家さんでできている」と語るジェロームさん。その理由は「食材がなければ、そもそもレストランの存在もない」から。「おいしい食材と、それが育つ環境に愛を注いでくれる農家さんは、シェパニーズに欠かせない存在」だと続けます。
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