12/22(金)他 「市場見学と香箱ガニ料理教室」
香箱ガニがさばけたら一人前の金沢人!?
※終了しました。
「香箱ガニが上手にさばけたら一人前の金沢人」、多分そう、きっとそう! そんな思い(込み)で今回参加したのが、「市場見学と香箱ガニ料理教室」というツアー。金沢市観光協会が主催する『おいしい!冬の金沢』という企画の中の一つです。
石川県産ブランドズワイガニは、オスを「加能ガニ」、メスを「香箱ガニ」と呼びます。石川県のカニ漁は11月6日から始まり、「加能ガニ」は翌年3月20日まで、「香箱ガニ」は年内12月29日までと漁期が短く、金沢人は特にメスの香箱ガニが大好物。季節感をことさら大切にする金沢人は、この短期間に競うようにカニを食べます。そんな金沢のカニ事情はこちらをチェック。→「北陸・冬のカニカニ合戦!〜金沢編〜」
金沢市が運営する中央卸売市場に到着。近江町市場とは違い、登録された関係者以外は入れないプロ専用のため、見学はツアーに参加するか事前予約が必要です。
ところで市場内にカニの姿が見えないことに気づきましたか? 実は私たちが見学したのは2回目の競りで、カニの競りは午前3:00に始まり、すでに終了していたのです。金沢の競りは日本で一番早い時間に始まるんですって。
市場見学後はお待ちかね、香箱ガニ料理教室です!
まずは先生のお手本を見学です。
脚は縦半分に切ったり、すりこぎを転がして身を出します。料理屋さんで見かける甲羅盛りや、金沢おでんのカニ面も、この方法で調理しています。いわばプロ仕様、これがやりたかったのです!!! 先生の実演後は、いよいよ私たちの番。
すりこぎは意外と難しく、脚の根元ぎりぎりで切ると、出口が狭くて身がひっかかり、無理やり押し出すとボロボロに。力の入れすぎも、身が崩れやすいので注意です。
次は切口を広めに。今度はうまくいきました!コツを掴めば楽だし手早くできますね。
そして、こちらが私の完成品!
なかなかの出来でしょ!? 爪も飾りに使って、ビジュアル重視。脚の身は頑張って全部すりこぎで出しました。
先生が香箱ガニご飯、タラ汁も用意してくれました。食感のハーモニーがまた最高です。
カニの茹で方、タラの煮崩れ予防法など、先生のアドバイスも盛りだくさんで、参加したベテラン主婦のマダムたちからも大好評でした。
香箱ガニって結構いいお値段するので、これで3,000円ってお得です。開催はあと3回、12月22日、新年1月14日、21日です。1月は禁漁期で別の地域のカニを使うため、石川県産の香箱ガニがお目当ての方はぜひ年内に! 「おいしい!冬の金沢」には、ちょっとディープな冬の金沢体験ツアーが揃っていて、旅人にも金沢住民にもおすすめですよ〜。
日時 | 2017年12月22日(金)、1月14日(日)、1月21日(日) ※1月は、香箱ガニ禁漁のため、別産地の雌ズワイを使用します。 ※参加申し込みは1週間前まで 金沢駅金沢港口(西口)7:45集合/12:00解散
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会場 | 金沢市中央卸売市場 |
料金 | 3,000円 |
URL | 金沢市観光協会「おいしい!冬の金沢」 参加申込はこちら→「市場見学と香箱ガニ料理教室」 |
備考 | 【お問い合わせ】 一般社団法人 金沢市観光協会 TEL:076-232-5555(平日9:00~17:30) |