北陸・冬のカニカニ合戦!〜福井・後編〜

極、紅ズワイガニ、こっぺ(越前町・嶺南)

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<越前町編>

紅ズワイガニの漁師さんに聞く!越前町のカニめぐり

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越前海岸のちょうど真ん中に位置する越前町の漁港は、50隻を超えるカニ漁船をもつ福井県内最大のカニ港。もちろん水揚量も県内トップです。海辺に沿ってひしめく民宿や鮮魚店、飲食店の看板、のぼりにはカニ、カニ、カニの文字。その数はなんと80軒!カニのパンフレット(通称カニパン by みうらじゅん)を見ても、お店のリストがびっしりと並びます。

写真右から紅ズワイガニの漁船「大喜丸」船長・山下冨士夫さん、底引き漁の「幹昌丸」に乗る山下広嗣さん。
写真右から紅ズワイガニの漁船「大喜丸」船長・山下富士夫さん、底引き漁の「幹昌丸」に乗る山下弘嗣さん。漁師のオトコ、かっこいいっす!!

越前町を案内してくれたのは、漁師・山下富士夫さん。8年前に結婚を期に名古屋から福井へ移住し、現在は福井で唯一の紅ズワイガニの漁船「大喜丸」で5代目船長を務めています。

紅ズワイガニの漁は、毎年9月〜6月までと長期にわたって行われますが、越前がになど他のカニと食べ比べができるのは今だけ。他のカニに比べて甘くみずみずしい味が特長ですが、茹で方を誤ると、身が痩せてしまうためせっかくのみずみずしさが台無しになってしまいます。

海に仕掛ける大きな「かご」
海に仕掛ける大きな「かご」。一般的なズワイガニは水深200〜600mに生息していますが、紅ズワイは水深800〜2700mとさらに深いところにいるため、えさをつけた「かご」を沈めて漁をします。
かごを引き揚げた瞬間!!
かごを引き揚げた瞬間!!
(上3枚の写真撮影・すべて山下さん)
活きの良い紅ズワイたちは、このまませりに出されます。(上3枚の写真撮影・すべて山下さん)

「紅ズワイは茹で方が難しいので、水揚げされた後すぐにボイルされているのがほとんど。温め直したい場合は茹でずに焼いて食べたほうがいいです。お鍋に入れる場合でも、しゃぶしゃぶ程度に湯にくぐらせるだけでOK」と山下さん。

塩加減も絶妙なバランスが必要らしいので、本当に美味しく食べたい人は、漁師さんの指示どおりに処理するか、やっぱり専門旅館やお食事処でいただくのがオススメです!

 

越前町の道の駅はレベル高!!朝漁れ海鮮丼に舌鼓。

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道の駅と言えば、その土地の産地直産の品物が手に入る場所。越前町の道の駅には、山下さんの紅ズワイガニはもちろん、せいこがに、越前がにが一度に食べられるお食事処「かねいち」があります。

漁船が出た日には、朝漁れたばかりの新鮮な魚介類を使った海鮮丼や定食が味わえます!とろけるようなカニやお刺身は、ぜひとも体験してほしいお味。(福井市民の佐藤も通いたいぐらいです。)

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併設している日帰り天然露天風呂から、晴れた日には夕日が見渡せますし、道路を挟んだ向かい側には海鮮マーケット「うおいち」、体験型の学習施設「越前がにミュージアム」もあります。

1日いれば、カニ博士になれるかも。。。

■道の駅越前
住所 福井県丹生郡越前町厨71-335-1
営業時間などの詳しい情報はHPをご覧ください。
http://www.echizen-kk.jp/michinoeki.html

 

せりにも出る。厨房にも立つ。オーナー自らのこだわりが味わえる旅館「かねとも」

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同じく山下さんの紅ズワイが食べられる他、1匹30万円以上の値が付けられることもある最高級越前がに「極(きわみ)」も味わえる料理旅館「かねとも」。

旅館のオーナーである中橋さんは、仲買いも行う「かねとも水産」の代表取締役という顔も持ち合わせており、朝からの「せり」に参加し、その厳しく確かな目で新鮮で活きのいい魚介を競り落とします。

さらに、素材を最大限に生かせるようにと自ら厨房にも立ちます。「大変だけど、その方が美味しく味わってもらえるでしょ」と中橋さん。旅館の目と鼻の先に直売所もあり、人手が足りなくなると売り子にもなるそう。

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息つく暇のない毎日ですが、年始には必ず訪れる常連客もあるそうで、「お正月から毎年来てくれるっていうのは嬉しいですね」と目を細めていました。

目利きも料理もピカイチの「かねとも」さんで、最高級の「極」にチャレンジしてみるってのもアリですね!

■料理旅館 かねとも
住所 福井県丹生郡越前町厨(くりや)49-1-10
TEL 0778-37-1880
http://echizen-kanetomo.com

(佐藤実紀代)

 

<嶺南編>

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今夜もコッペやけど。。。

福井県若狭(嶺南地方)では、ズワイガニのメスのことを「コッペ」と呼びます。カニ解禁から約1ヶ月経ち、この頃になると「コッペ何杯食べた?」「今夜もコッペやけど」が若狭人の口癖になるほど、心もお腹もコッペで満たされています。

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冬の3大味覚

さらに、若狭にはコッペに劣らぬ冬の味覚が他にもあります。それは「若狭ふぐ」と「若狭牡蠣」。夏と冬の水温差が大きい若狭湾では、寒くなるにつれきゅっと身が締まった、プリプリのふぐと牡蠣が上がります。

若狭ふぐは、透き通るような白身が上品な風味を持ち、「てっちり」「てっさ」「唐揚げ」など楽しみ方は様々。コラーゲンたっぷりで美肌効果も!?若狭牡蠣は、フワーっととろけるクリーミーな味わいで、一斗缶で豪快に蒸し焼きにするのがオススメです。

 

お店情報

カニ・ふぐ・牡蠣、3点セットで堪能したい欲張りなあなた!若狭ではそれが叶っちゃいます。

 

◎ゆっくりふぐフルコースを楽しむなら

・小料理 登喜輪(敦賀市)/小ふぐの唐揚げが絶品

・ひこ荘(小浜市)/産地ココ!目の前の海から上がったふぐをいただく

・こすえ旅館(おおい町)/笑顔いっぱいの女将さんがお出迎え

・五作荘(高浜町)/日本で初めて天然とらふぐの畜養に成功

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◎手軽にふぐランチを楽しむなら
・FAMILIA(高浜町)/若狭和田海水浴場が目の前に広がるCafe&Bar

◎ふぐもカニも楽しむなら
・料理旅館 由幸(高浜町)/カラオケ100点出す店主に出会える

◎牡蠣コース
・藤田商店(小浜市)/生け簀の横で牡蠣パー(1月〜要予約)
ご注文前、ご来店前に一度お問い合わせください。

フグは〆てから2~3日後に美味しく食べられることもあって、そのころまでに予約することをオススメします。

(柴田叔之)

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