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TOP » 山形 » 店 » 林海象さんの「山形で行きたい『うまい店』５つ」

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「山形でしたい5つのこと」として、映画監督で東北芸術工科大学・映像学科教授、林海象さん流の山形市の楽しみ方をご紹介しています。

廃墟巡り、古着屋、温泉、自然をご紹介した前回に続き、ラストの5つ目は、山形市のうまい日常を食す「食べ物編」です。

映画の撮影期間中、ランチや夕食、打ち上げなどで永瀬正敏さんら俳優やスタッフのみなさんも案内したという、林さんのお気に入りのお店たちを教えていただきました。    

 
そばの〈竹ふく〉

林さん：山形のそばは基本的にどこでもうまいけど、ぼくはここが一番だと思います。「二色せいろ」とランチの「かき揚げもり」が最高。スタンダードなそばと季節のそばと半分づつ、2種類楽しめます。細麺でのどごしがいいそばです。季節のそばは、春は桜、夏は青じそ、秋は菊、冬はゆず。山形ならではの季節感があっていいですね。

【手打ちそば　竹ふく】
山形県山形市上町２−３−１
http://www.ab.auone-net.jp/~takefuku/    

 
洋食の〈三幸〉

品数が豊富でなにを食べてもうまい店ですが、とくにオススメしたいのが、ラーメン、カキフライ、コーヒーゼリー。特にラーメンに関しては、ラーメン屋のラーメンよりクオリティが高くて、山形市ではここがナンバーワンだと思っています。600円と値段も安い。三幸ならではのコクがあるスープが最高。

【三幸】
山形県山形市南栄町２丁目１２−１９

 
おでんの〈ふくろ〉

冬になると行きたくなる山形の老舗のおでん屋。七日町の山形銀行本店の裏にあります。おでんは種類が豊富で全部おいしいけど、ぜひサイドメニューも頼んでほしいですね。特にだし巻き卵と唐揚げがうまいです。

【ふくろ】
山形県山形市七日町３丁目５−１    

 
バーの〈ライズ〉

山形駅前のすずらん通り付近にあるバーです。お酒を飲むならここで間違いない。店長の伊東さんは音楽好きで、会話も楽しい。食べ物もおいしくて、基本的にお通しからすべてクオリティが高い。ぼくはデミグラスソースがかかったオムライスが好きです。

山形のバーでは〈トランキロ〉にもよく行きます。トランキロの鈴木さんには、山形の情報をたくさん教えていただいています。鈴木さんがオススメする場所は外れがないんですよ。

【サントリーバーライズ】
山形県山形市香澄町１丁目７−８
https://r.gnavi.co.jp/t112500/

【トランキロ】
山形県山形市香澄町３丁目３−２４ 山形セントラルコーポ１F    

 
芸工大の学食

日替わりランチはA定食（410円）、B定食（410円）、C定食（370円）。学食に某ホテルのシェフを引き抜いてきたそうです。洋食、和食、どんぶりもの、どれも凝っていてすごくレベルが高く、コスパが最高です。単品でぼくが好きなのはナポリタン。牛丼も人気ですぐに売り切れてしまいますね。一般の人もよく食べに来ていますよ。

これまでいくつか店を紹介したけど、実は学食が一番のおすすめ。教授をやってるから言ってるんじゃないですよ。本当におすすめ。…ってあんまり宣伝すると混み合って学生が困っちゃうかな（笑）。

【東北芸術工科大学 学生食堂】
山形県山形市上桜田３丁目４−５
https://www.tuad.ac.jp/gakuseikaikan/    

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