旦過市場の新定番おやつ
藍昊堂(あおぞらどう)
北九州の台所といえば旦過市場ですが、その中にあるおやつ屋さんをご存知ですか?
「藍昊堂(あおぞらどう)」はスコーンなどの焼菓子を中心とした洋菓子店です。
旦過市場にひとめぼれしたという店主の仲澤さん、2013年にここ旦過市場にお店を構えました。
小麦粉、バターなど材料はほぼ九州産のもの。
具材は旦過市場で調達。
できるだけ産地の近い、安心で安全な素材にこだわっています。
スコーンは、定番商品と季節ごとに具材が変わる限定商品があります。
全粒粉入りでザクザク、ほどよいしっとり加減です。
藍昊堂一番人気の、「チーズ饅頭」シリーズ。
まあるいスコーン生地の中にクリームチーズがぎっしり。
チーズ饅頭が名菓である宮崎県出身の仲澤さんが、試行錯誤を繰り返してようやくたどり着いた自信作だそうです。
まさに幸せの味、私も大好きです!
旦過市場に店を持つ良さはズバリ!
「お客さんとの距離が近いこと」
藍昊堂ではネット販売も行っていますが、「見える場所で作られているもの」にこだわる仲澤さんは対面販売をメインとしてお客さんに商品を届けていきたいそうです。
手にした人の顔が思わずほころぶ、甘い焼菓子。手土産にも最適です。
旦過市場の新しい名物として、これからも美味しいおやつを作り続けてほしいです。
店舗の出入り口に扉のない旦過市場では、風邪をひいたら隣のお店の人が差し入れを持ってきてくれるなど、店の人同士、家族のように親密な交流があるそうです。
そんな旦過市場のために、現在動いているプロジェクト「スタヂオ タンガ」を主導している仲澤さん。旦過市場を拠点に、様々なコト・モノを創り出し、発信していくために作られに多目的スペースで、今年2月にオープンしたばかり。
現在、劇団の公演などが行われています。
「スタヂオ タンガ」については、また詳しくお伝えしたいと思います。