青い火口湖への誘い
初心者でも楽しめる、大浪池トレッキングコース
「霧島リトリートマップ」にご興味ある方、こちらの山の記事もご覧下さい!
まずはこの写真をご覧ください。
どうです、このとろりとしたコバルトブルー。
先日、僕らR不動産のスタッフが編集を行って完成した、鹿児島県霧島市を満喫してもらうための地図「霧島リトリートマップ」。
そこでも書きましたが、まず霧島の魅力は何と言っても雄大な自然。春の兆しが見え始めた今日このごろ、これから暖かくなる季節、是非体験して欲しい山のアクティビティーが大浪池トレッキング。
1400m級の山が連なる霧島連山は、百名山にも選ばれている登山の名所。登山ファンならばご存知かと思いますが、今回はそうでない方にもその魅力を知ってもらうきっかけに、おすすめのコースをご紹介します。
それがこの「大浪池」に向かう登山ルート。緑に囲まれたこの湖は、大昔の噴火口の跡に水がたまってできた火口湖で、この山そのものの名前にもなっています。こんな幻想的な光景が、なんと道路沿いの登山口からおよそ40分の登山で拝めるんです。
登山口までは、霧島市中心市街地から車で1時間弱。国道1号沿いにある「大浪池登山口」のバス停を目印に、いざ登山開始!登山口から尾根までの道は、石段がしっかりと整備されています。力いっぱい登山の準備をしなくて良く、気軽に登れるのが嬉しいところ。
ちなみに、霧島での登山の際はガイドを依頼するのが断然おすすめ。予約時には、山へ向かうための準備もアドバイスしてもらえるし、尾根までのわずか40分の道のりでも、木の種類や鳥の声など折に触れ解説してくださるので、何倍も楽しめます。霧島ではたくさんのガイド団体が活動されていますが、このときは霧島ジオパークでガイドをお願いしました。
1時間弱の道のりと言えども、さすがにだいぶ疲れてきたなあ……と思い始めたちょうどそのとき、岩の向こうから突如現れた湖に思わず「うわぁ」という声を上げてしまうこと受け合いです。本当に青い。あまりに神秘的なその光景に、一眼レフを置いてきたことを後悔。これだけの登り時間なら装備も軽くて大丈夫なので、ぜひ、お手持ちの中でいちばん良いカメラを持って行ってください。
岩に腰かけてのんびりしていると、風と共に、レースみたいな雲の影が水の上を滑っていくのが見えます。表情が次々変わる湖面を見ていると、時間を忘れてしまいそう。
このあと火口湖を1周するのもおすすめです。約40分。湖を囲む尾根沿いにしばらく歩いていくと、ふいにサッと視界が開けるポイントが。眼下に広がるのは、隣り合う山々、その下には広々とした平野、その先の錦江湾。天気が良ければ桜島までがクリアに見渡せます。
そして皆さん、山を降りたら向かう先は、そうです、霧島と言えば温泉へGO。
山に登ったこの程よい疲労感の中で入る温泉が、また格別に気持ちいい。そのためにもご紹介したかった大浪池トレッキング。次に霧島を訪れるときは、同じ霧島連山の高千穂峰や韓国岳(大浪池は1411m、高千穂峰は1574m、韓国岳は1700m)に挑戦してみるのも良いかも。
湯船に浸かって疲れた体をゆっくり休めた後は、滋養の深い食でリトリート。もちろん「KIRISHIMA RETREAT MAP」にお店の情報もたくさん載っています。
霧島の山々を楽しむための情報はこちらにも
霧島山フィールドマップ
霧島の山々 山情報、トレッキングマップダウンロード
霧島たびびと案内板 霧島市内の観光ガイド団体を紹介
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