11/22~26 ブルーエゴナク 本公演「訪れないヒのために」
上演後は多彩なゲストを招いたトークセッションも
※終了しました。
北九州には演劇活動を行っているたくさんの団体がいることをご存知でしょうか。北九州芸術劇場や枝光本町商店街アイアンシアターほか、街なかのカフェバーやレンタルスペースである、カフェカウサ、エンゲル、スタヂオタンガなどで地元の劇団が精力的に活動しています。
過去にこのサイトでも紹介した「モノレールを舞台にした演劇公演」や「演劇的工場夜景ツアー」も北九州芸術劇場が主催者となり街に飛び出して、北九州の地でしか作れないオリジナル作品を生み出しています。
今回はモノレール演劇でも作・演出を手がけた穴迫信一さんが2012年に旗揚げし、北九州市を拠点に活動している劇団「ブルーエゴナク」の公演をご紹介します。
本公演では毎ステージ上演後に、余韻を楽しみながら公演について語るトークセッションも開催されます。「作品を観る」時間から「作品を語る」時間へ繋げることで、観劇後のお客様に新たな視点や解釈を手渡したいと考えているそうです。
トークゲストには出演者の他、斜陽(音楽家)、黒田征太郎(画家)、花田伸一(キュレーター)、宮川敬一(SOAP代表)など様々なジャンルの方が登場する予定です。こちらも要注目!
ブルーエゴナク 新作本公演
「訪れないヒのために」
作・演出 穴迫信一(ブルーエゴナク)
日々めまぐるしく変化していく現代社会において〈自分の未来を思い描くこと〉をテーマに、死なない幼馴染みとの物語を展開。サブテーマとして現代に呼応する「勝手さ」と「冷静さ」の視点から、その特別な状況の普遍的な関係を描き出す。
またセリフとして書かれた文字を映写するなど、寡黙な空間を作り出すための新たな演出方法を取り入れている。
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TwitterもLINEも、街に出ても人も物も、どれも同じ温度な
感じがして僕は気が済まなくいた。
子どもの頃から美味しいと思ったら加減無く食べる。
気付けばそんなに美味しく感じなくなっていつか味を失くす。
日常はいつから、それを失くしてしまったんだろうと思う。
そして演劇でそれを取り戻せるかもと思う。無理かもとも思う。
まだ訪れていない時間の中にそのヒントがある気がしている。
永遠に訪れない時間の中にその答えがある気がしている。
これは、未来を信じるためだけにつくられる、
だからとんでもなく明るい話でありたい。
ブルーエゴナクとは…
福岡県北九州市を拠点に活動。2012年旗揚げ。代表・穴迫信一の元ラッパーというキャリアを生かした独特のビート感を持つ演出と、地域特有のロケーションを強く意識した作風が特徴。劇場公演をはじめ、ライブハウス、商店街の路上、車両の中など多彩な場所での制作・上演を行う。劇トツ×20分2016優勝。第十回本公演「ふくしゅうげき」を北九州芸術劇場小劇場にて上演。その後京都にて、京都の俳優・スタッフと再創作を行い、合わせて約600人を動員した。
《公演概要》
日時 | 11月22日(水) 19:30 良太(ダンサー・振付)× 坂田雄平(ドラマトゥルク) 全8回公演(開場は開演の30分前)
※詳細は、ブルーエゴナク本公演サイトまで |
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会場 | |
住所 | 北九州市小倉北区鍛治町 1-8-23 2F |
TEL | ブルーエゴナク制作部 |
料金 | 一般前売 2,500 円 |
URL | |
主催 | ブルーエゴナク |
備考 | 協力:GALLERY SOAP/飛ぶ劇場/演劇関係いすと校舎/劇団 C4/(有)SAM/(有)九州音響システム |