和文具文化に博多のこころも添えて
博多祝ポチ袋 3枚324円
2017.12.21
福岡を中心に、全国のお店の看板や暖簾も手掛ける、博多の墨彩詩画家・錦山亭金太夫さん。
金太夫さんが暖簾を描いたお店はどこも繁盛店であることから、
2017年冬、友人たちが発起し金太夫さんが初めて手掛け制作された「博多祝ポチ袋」を紹介します。
ポチ袋の起源は明治時代といわれています。
関東ではご祝儀袋・熨斗袋、関西ではわずかの意味の「ぽっちり」を語源としてこの言い方になったという説があり、
そもそもポチ袋が生まれた下地には、江戸期に人気を博した浮世絵と木版の美と技術、判じ絵などを使った「包む文化」があってのことだったそうです。
「お金を渡す、という緊張の強い場面で、ぽちぶくろはそこに軽いジョークやほくそえみや気軽さや楽しさを付け加え、
時には中身より袋のメッセージにこそ、渡す人の人間的な魅力が託される」(「江戸文化の粋 ぽちぶくろ」里文出版より)
外国ではチップをお金のまま渡すのに対し、こういった場面でも使われるポチ袋は、和文化ならではの心遣いが表れているアイテムでもあるのです。
京都でお茶屋遊びをする方の中には、特注したポチ袋を芸舞妓に渡される事もあるといいます。
このような粋人には遠く及ばないにしても、選び愛で気持ちを託して誰かに使う、そこに博多の魅力も一緒に添えることができれば・・。
繁盛店を生む金太夫さん原画のポチ袋に、開運の願いを込めて。福を呼び込むお守りとして、博多のお土産としても。
是非手にとってみてください。
是非手にとってみてください。
※錦山亭金太夫さんの記事は2018年1月に公開予定です。
※送料別となります。
URL | 版元:CLASSICA FUKUOKA |
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