【篠山】2018年!竹田城下町ホテルENに新たな客室が仲間入り!
~空き家がお洒落なお宿に生まれ変わる~
雲海で有名な竹田城の麓にある、竹田城下町ホテルEN。400年以上の歴史をもつ城下町の中心に位置する旧木村酒造場ENは2013年に、旧酒造場を改修し、4室備えたホテルとしてオープンをした。続いて、2015年に一棟貸しでワンちゃんと一緒に泊まれる客室が増えるなど、着実にまちの賑わいを創り出している。
オンシーズンには5室が満室になり、日本人観光客から外国人観光客まで多様な人の交流拠点となっている。
2018年、竹田城下町ホテルENが、さらに8室を増やし進化を遂げる。
合計13室になるホテルは、一棟貸の客室も有する分散型のホテルとなる。
竹田城下町ホテルを運営するは、婚礼やレストランの運営、文化財等の歴史的建築物を活用して事業を行うバリューマネジメント株式会社だ。兵庫県下には、古民家を活用した分散型滞在施設を実現させた篠山城下町ホテルNIPPONIAをはじめ、旧銀行を改修した豊岡1925、そして竹田城下町ホテルと3つの滞在施設を運営する。
従業員は、地元から積極的に雇用し、地域の若者やUIターン者、地元のお母さんたちが活躍している。これらのホテルは、地域内外からのお客様の交流はもちろんのこと、働く場としての機能、イベント開催などの地元交流など、人と人が交流するための充実した機能を持ち合わせている。
竹田城下町の2018年の開発においては、空き家所有者が地域の賑わいづくりに協力してくださった。
開発当初は、官設民営で始まった竹田城下町ホテル(旧木村酒造場EN)。それが5年の時を経て、地域の方々の協力が加わり、官民+地域住民のまちづくりへと繋がった。
この宿泊施設の開発を機に、飲食店や工房などのクリエイターと呼ばれる職人たちの誘致をはじめ、イベントなどの賑わいづくりを継続していくことが求められる。
400年の歴史を持つ竹田城下町は、産業は時代により移り変わってきたが、町並みなどの歴史文化は先人より守り続けられている。
守り続けられるものと変わり続けるもの、そしてそこに訪れる人々の動きがある。
2018年、分散型ホテルのスタートは、町にどんな風を吹き込むのだろう。
竹田城下町の変化に目が離せない。