コワーキング運営の奥深い魅力
転職を機に移住 山下陽子さん
山下陽子さんは「ヨカラボ天神」勤務のため埼玉から福岡へ、昨年12月に移住してきた。
引越してもうすぐ半年。
お仕事の事と福岡に暮らした感想を伺ってみました。
ーこれまで横浜「タネマキ」の勤務、埼玉「7F(ナナエフ)」で店長を務められたそうですが、特に7Fは業界では有名な人気のコワーキングスペースと聞きました。
店長をさせていただいた2年半の間に、7Fの約70席では足りなくなり、1つ下の6階に貸会議室とシェアオフィスをオープンしました。スタッフの採用や教育にもたくさん関わらせていただき、友達や知り合いがすごく増えました。
ー90か所以上のコワーキングスペースに行かれたことがあるそうですね!
元々コワーキングスペースが好きで、コワーキングスペースめぐりが趣味です。基本的には2時間以上利用するようにしています。
常に運営のヒントを求めていることと、運営だけに集中していると利用者側の気持ちが分からなくなるためです。
ーコワーキングスペースを好きになられたきっかけはなんだったのでしょうか?
2012年にタネマキの求人募集をTwitterで見かけて、面白そうだと思い応募したのが最初です。
働き始めてから、色んな働き方をする大人たちに出会うことができて「働くことって楽しいんだ」と、自分の中で働くことへの印象が変わったんです。
その後スペースの運営に興味がわき’コワーキングスペース運営者勉強会’に参加、それからのご縁でのちに7Fの店長をさせていただくことになりました。
ー運営者勉強会があるんですね!
コワーキングスペース運営の良い点や悩み事を情報共有したいという想いから始まった勉強会です。
コワーキングスペース業界って、運営者勉強会があったり、運営者限定で記事を書きリレーするアドベントカレンダーがあったりして、横の繋がりを大事にしているんです。
私も7F時代に実践したことは文章に残していて、今後はアウトプットもしていきたいと思っています。
ー福岡に住むことに抵抗はありませんでしたか?
福岡へは何度も遊びに来たことがあって良い印象ばかりで、全く抵抗はありませんでした。
横浜が地元で、海が近い住環境に馴染みがあるので海が近いのが嬉しいです。そしてご飯が安くて美味しい。なんでも美味しい。
私が埼玉や福岡に移住することに何の抵抗も無かったのは、コワーキングスペースが、そういう場所だからというのもあります。
利用者さんが使いたい時に来てくださって、こんにちは、ありがとうございました、また会う日まで!を繰り返してきたので、大好きな人達と離れても寂しくありません。
ー福岡の食べ物でお気に入りはありますか?
モツ鍋です!
魚介も、うどんも、餃子も焼き鳥も、なんでも美味しいです。
ラーメンはトマトラーメンと辛めん三味大名店 のトマトラーメンがお気に入りです。
「これからも色んなお店に行くのが楽しみです。友達も募集中!飲みに行きましょう!」と、福岡生活をとにかく楽しんでいる様子。
陽子さんがこれまでに書かれた文章からは、コワーキングスペースが好きな気持ちがひしひしと伝わってくる。
「快適さ」を紐解き、利用者のことを一番に考えること。
当たり前のことを、見て見ぬふりせずに、丁寧に。
どこにいても、その仕事ぶりが人を集めるパワーになるのだろうなと感じました。
福岡でのご活躍も楽しみです!
※陽子さんが店長を務める、ヨカラボ天神はこちらでご紹介しています。 いごこち に集まろう
備考 | 陽子さんが7F時代に書いたブログ記事アーカイブ |
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屋号 | ヨカラボ天神 |
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