十一屋 チルミー/やまがた手土産003
やまがた手土産003
2017.06.13
今回お持ちしましたのは、「十一屋のチルミー」です。
十一屋さんと言えば、山形市七日町のメインストリート沿いにある、洋菓子・和菓子の老舗。
このお店の2階にはレストランがあって、幼い頃の私は祖母に連れられて来たことがあります。それは滅多にない御馳走であり、スペシャルな体験。その頃の七日町は人が集い、賑わいにあふれた繁華街であり、いわば山形の銀座でありました。私にとって十一屋とは、そういう懐かしい記憶や風景とともに思いだす名前であり、ノスタルジーに包まれたもののようです。
さて、この十一屋さんの様々な商品のなかから私がオススメするのは「チルミー」です。
なんといっても圧倒的にキュートです。キュートでキュートで、選ばずにはいられない。
チルミーは、バラ売りされていて、チルミーだけの詰め合わせセットは見当たりません。今回は、「チルミーを6つ、箱詰めしてください」と注文しました。
チルミーは銀紙に包まれている、小さな栗の入った、チーズ風味の焼き菓子です。
味わいも甘さも、ほんのりとして、優しいです。
どこか懐かしさがあり、ホッと安心させてくれるようなチルミーの味わいは、心ゆるやかなひとときを私たちに与えてくれます。
今日の日もありがとう、チルミー。
1本100円+税也。
reallocal山形ライター 那須ミノル
※シリーズ「やまがた手土産」は山形市在住のライター那須ミノルがじぶんの価値観に従ってセレクトした手土産たちの素敵なところを勝手にご紹介していくコーナーです。
text by 那須ミノル