放生会に行ってきました
9/12~9/18 筥崎宮放生会大祭2017
福岡の人々にとって、秋の訪れといえば、放生会(ほうじょうや)。(全国的には放生会を「ほうじょうえ」と呼ぶそうです)
福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で開催されるお祭りで、春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とともに博多三大祭りの一つとして毎年9月12日~18日の、1週間に渡って盛大に行われます。
千年も続いている「放生会」は、「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭り。
今年も、秋のスタートを体感するために行ってきました。
見どころはたくさんあるのですが、7日7夜にわたり、様々な神事や数多くの神賑わい行事が執り行われます。(筥崎宮公式サイトより)
筥崎宮境内の中では、ぼんぼり献灯、池坊いけばな展、放生会チャンポン・おはじきが展示されます。
一瞬で売り切れるといわれていた名物の縁起物「放生会おはじき」の放生会限定販売は、人気すぎて前々日から並ぶ人もいたため、惜しくも昨年で終了してしまいました。
およそ1㎞の参道一帯に立ち並ぶバラエティに富んだ700もの露店では、葉付きの「新ショウガ」と「博多ちゃんぽん」が販売されるのが伝統です。
ちゃんぽんとは、ガラス細工のことで「ビードロ」や「ぽっぺん」とも言われます。
様々な食べ物飲み物以外にも陶器の販売や、他におばけ屋敷やゾンビ村など見物型の露店も。
現在では全国的にも貴重な『見世物小屋』は放生会の名物でもあり、毎年演目が変わります。
また、放生会は生き物を弔うお祭りではありますが、うなぎ釣りやカニ釣り、亀すくいもあります。
射的、スマートボールなどのレトロな遊びもたくさんです。
美味しそう!楽しそう!とキョロキョロしていると、あっという間に2時間くらい経っていました。今回は夜行きましたが、期間中は午前中10時頃から露店が開きますのでお昼間も楽しむことができます。
毎年恒例の秋のお祭り、放生会。
今年も秋が来るな~と感じました。